8mmテープ（Hi8）のデジタル化の決定版！Hi8のダビングが簡単にできる方法！

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8mmテープ（Hi8）のデジタル化の決定版！Hi8のダビングが簡単にできる方法！

2017.12.01 公開

2023.11.30 更新

８mmビデオテープは、一昔前のハンディカムの定番でした。1985年から2000年くらいまでの間、活躍していました。
ビデオテープは手のひらサイズです。（95mm×62.5mm×15mm）

8mmビデオテープは、Video8、Hi8、デジタル8の規格がありました。

Video8 < Hi8 < デジタル8

この順番で上位互換になります。

本記事では、8mmビデオテープの中で一番市場に多くある、Hi8テープのデジタル化する方法を説明します。

デジタル8は、あまり市場に出ていないので今回の記事では対象外です。もしデジタル8のデジタル化をしたい場合は、デジタル8専用のビデオデッキ、カメラが必要になります。

他のデジタル化のやり方に興味がある方は以下の記事が参考になります。
ビデオテープのデジタル化完全ガイド｜VHS、8mm、miniDVのデジタル変換9選

1 Hi8のデジタル化を自分でやる？業者に出す？
- 1.1 メリット・デメリット
2 Hi8をデジタル化する前に注意すること
3 Hi8をデジタル化する方法
- 3.1 I・OデータGV-USB2/HQを使ってHi8をデジタル化
- 3.2 I・Oデータ　アナレコ（GV-SDREC）を使ってHi8をデジタル化
4 おすすめのHi8のビデオデッキ
- 4.1 SONY EV-PR2 8ミリビデオデッキ
- 4.2 8mmビデオカメラ
5 Hi8のデジタル化をダビング業者に依頼
6 Hi8のデジタル化のまとめ

Hi8のデジタル化を自分でやる？業者に出す？

今回は、ご自身でデジタル化する方法の説明ですが、

・自分でデジタル化をする
・業者にデジタル化を依頼する

場合のメリット、デメリットをまとめました。

メリット・デメリット

	メリット	デメリット
自分で	・本数が多い場合、費用を抑えることができる・確認しながらデジタル化できるので納得しながらデジタル化ができる	・機材を揃える必要・最低限のメカの知識が必要・作業する時間が取られる
業者に依頼	・プロの品質・作業する時間が取られない	・費用がかかる・他人（他社）に映像を預けることになる

最後にダビングサービス業者もまとめていますのでご参照ください。

Hi8をデジタル化する前に注意すること

Hi8に対応したビデオデッキを用意すること

ご所有の8mmテープの規格が何かを把握してください。そして規格にあったビデオデッキを購入してください。

8mmビデオテープは、前述の通り以下の3つの規格がありました。

・Video8（ビデオエイト）
・Hi8（ハイエイト）
・Digital8（デジタルエイト）

一般的に8mmビデオテープは、Video8、Hi8を指します。Hi8に対応したビデオデッキを購入することで、Video8にも対応することができるのでおすすめです。
Digital8は、あまり市場に出ていません。Digital8をダビングする場合は、専用のビデオカメラ、ビデオデッキが必要になります。

ビデオテープの状態を確認

Hi8は、外見から劣化がわかりにくいです。見た目は綺麗であるのに、癒着等でテープが張り付いてすぐ裂けてしまう等の事例が非常に多いビデオテープです。
一度切れた場合は無理して補修せずにダビング業者に依頼することをおすすめします。Hi8はダビング業者でも難しい場合があるので劣化テープには注意が必要です。

デジタル化のフォーマット選択

デジタル化にのフォーマットにも種類があります。

・DVD
・Blu-ray
・データ

以下特徴をまとめましたのでご参考にしてみてください。

特徴	DVD	ブルーレイ	MP4
容量	シングルレイヤー：約4.7GB デュアルレイヤー：約8.5GB	シングルレイヤー：25GB デュアルレイヤー：50GB	ファイルサイズは可変。映像や圧縮率に依存。
解像度	720×480ピクセル（NTSC） 720×576ピクセル（PAL）	最大1080p、一部は4K	解像度可変。SDから4Kまで対応可能。
利点	汎用性が高い。多くのデバイスで再生可能。	HD画質。高容量データの保存に適している。	高圧縮効率。幅広いデバイス互換性。
制限	HD品質の保存ができない。容量制限あり。	専用プレーヤーが必要。生産コストが高い。	圧縮による品質劣化の可能性。コーデック互換性の問題。
用途	プレイヤーで再生するなど観賞用に適している	DVDより高品質	編集、複製、共有等が簡単。またスマホ、タブレット等でも閲覧可能

Hi8をデジタル化する方法

I・OデータGV-USB2/HQを使ってHi8をデジタル化

一番メジャーなデジタル化方法で、パソコンが使えるのであればこのやり方をおすすめします。
GV-USB2/HQは、DVD、Blu-ray、mp4等のファイルに変換することができます。また、DVDやBlu-rayのメニューやチャプターも簡単に作ることができます。

GV-USB2という、/HQがつかない型番製品もありますが、mp4、Blu-ray変換をすることができません。DVDダビングしかしない方は、簡単かつ価格が安い/HQがない型番製品をおすすめします。

変換	mp4・avi・mpeg・wmv等のファイル、DVD、Blu-ray
製品価格	4,698円 ※ 執筆時のAmazonの価格になります。（高い製品もあるのでなるべく安い製品をお選び下さい）
予算	●8mm（Hi8）50本の場合 I・OデータGV-USB2 3,291円 + 8mmビデオカメラ　30,000円 = 33,291円 ※ 執筆時のAmazonの価格になります。 ●（参考：ダビングコピー革命）ネット業者に8mm（Hi8）50本、依頼した場合 548円×50本 = 27,400円
参考サイト	ビデオテープをデータやDVDにすることができるI・Oデータビデオキャプチャー（GV-USB2）の使い方 ※ ダビングコピー革命で実際に作業・検証しています。
製品参考（必要なもの）	以下必要なものとなります。・パソコン・I・OデータGV-USB2/HQ ・8mmビデオデッキ・RCA（赤白黄）ケーブル DVDダビングの場合は、必要に応じてDVDドライバーやDVDをご用意ください。

接続は下記の図をご参照ください。
赤、白は、音声で、黄色が映像です。映像は、上位端子のS端子に接続することも可能です。

I・Oデータ　アナレコ（GV-SDREC）を使ってHi8をデジタル化

mp4変換専用のデジタル化機材です。パソコンは必要ありませんが、テレビまたはモニターは必要になります。本機材に、SDカード、USB、HDDなどを接続して直接書き込みます。mp4変換のみで操作はすごくシンプルです。

変換	mp4
製品価格	12,000円〜 ※ 執筆時のAmazonの価格になります。
予算	●8mm（Hi8）50本の場合アナレコ（GV-SDREC） 12,000円 + 8mmビデオデッキ　30,000円 = 42,000円 ※ 執筆時のAmazonの価格になります。 ●（参考：ダビングコピー革命）ネット業者に8mm（Hi8）50本、依頼した場合 548円×50本 = 27,400円
参考サイト	VHSでの記事ですがやり方は同じですの以下の記事をご参考にしてください。 VHSのデジタル化はこれで決まり！mp4変換。I・Oデータ　アナレコ（GV-SDREC）の使い方 ※ ダビングコピー革命で実際に作業・検証しています。
製品参考（必要なもの）	以下必要なものとなります。・テレビまたはモニター・I・Oデータ　アナレコ（GV-SDREC）・8mmビデオデッキ・RCA（赤白黄）ケーブル

Hi8のデジタル化をダビング業者に依頼

Hi8は、VHSテープよりやや難易度が高いのでビデオダビング業者もご検討ください。以下ダビング業者をまとめました。

ダビングサービス業者	価格	対応テープ
ダビングコピー革命おすすめ！	548円〜	国内ほぼ全てのテープ（フィルム、音声含む）
videoダビング.com	390円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ
DVDダビングのPAM	399円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ、micoroMV
想い出ビデオDVDダビング工房	540円〜	VHS、8mm、miniDV
なんでもダビングサービス	660円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ、microMV
DVDダビングサービス	1,000円〜	VHS、8mm、miniDV
リンクイットダビングセンター	1,100円〜	VHS、Betamax、Hi8/Video8/Digital8、miniDV、DVCAM、BetacamSP、HDV、HDDカメラ、カセットテープ、MD、DigitalBETACAM、HDCAM
エイペックス	1,540円〜	国内ほぼ全てのテープ（フィルム、音声含む）
フジフィルム	1,568円〜	VHS、8mm、miniDV、8mmフィルム
レトロ通販	基本料金2,000円　+ 1,000円/本	国内ほぼ全てのテープ（フィルム、音声含む）
東京光音	要見積もり	国内ほぼ全てのテープ（フィルム、音声含む）
カメラのキタムラ	1,072円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ、8mmフィルム
ヤマダ電機	1,072円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ、音声
Nojima（ノジマ）	1,650円/本〜（DVDが増えると+550円）	VHS、8mm、miniDV
イオンの思い出サポート	990円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ、8mmフィルム
ミスターミニット	1,650円〜	VHS、8mm、miniDV、ベータ、カセットテープ、8mmフィルム

ダビングサービス業者の比較は以下の記事が参考になりますのでご参照ください。
2023年最新！VHSのデータ化完全ガイド！簡単な4つの方法と注意点をまとめました！

Hi8のデジタル化のまとめ

以上、ご自身でHi8デジタル化をする方法をご紹介しました。
決して難しくありませんので是非チャレンジしてください。

最後、簡単に表でまとめました。

ダビング方法	変換	予算（50本の場合）
I・OデータGV-USB2/HQ	mp4・avi・mpeg・wmv等のファイル、DVD・Blu-ray	4,698円〜（製品価格）
I・Oデータ　アナレコ（GV-SDREC）	mp4	12,000円〜（製品価格）