Blu-ray Discのコピーに関する注意点

はじめに

インターネットやスマホが普及する中、ビデオや動画の画質は日々進化しています。これから、Blu-rayを取り上げ、コピーに関しての注意点などについてお伝えします。まずは、DVDやBlu-rayなどの画質の進化について、その経緯を簡単に振り返ってみましょう。

画質の進化とその経緯

DVDの誕生

ビデオに代わるものとしてすっかりお馴染みになったDVDですが、誕生してから約20年が経過していることはご存知でしょうか。DVDは意外と古くから存在する方式なのです。
仕様としては、720×480ピクセル、約35万画素、1枚のDVDの容量が4.7Gです。後述するBlu-rayに比べるとだいぶ違いがあります。そのため、大画面のテレビで見る場合、Blu-rayに比べて見劣りしてしまいます。

DVDからBlu-rayへ

DVDに比べ、高精細映像を可能にしたのがBlu-rayです。仕様面で比較すると、Blu-rayは1920×1080ピクセル、約207万画素、1枚のBlu-rayディスクの容量は50GBです。ちなみに、50GBというのは、地デジのハイビジョン映像を4時間録画することができる容量です。さらに、最近では100GBのBlu-rayディスクも登場しました。
こうしたことから、音や映像などのデータをたくさん記録することが可能です。大画面のテレビで映し出せば、迫力のある映像やサウンドを味わうことができます。

さらに4Kへ

「4K対応テレビ」という言葉を、家電量販店売場でも目にすると思います。簡単に言うと、現在のハイビジョンの4倍の情報量があるテレビということです。

このように、時代はますます高画質の方向へ向かっています。そのため、「Blu-rayで残したい!」と思われる方も多いのではないでしょうか。
しかし、Blu-rayのコピーはいくつか気をつけなければいけない点があります。

Blu-ray Discがコピーできない理由

一番のポイントはプロテクト

Blu-rayはコピーが難しい、あるいはコピーができないとよく言われます。
Blu-rayのコピーができない原因は、プロテクトの問題が大部分です。元々高画質のBlu-rayが簡単にコピーできてしまえば、Blu-rayの映画やライブ作品等のコンテンツを買った人と、コピーしてもらった人の間に不公平が生じてしまいます。
こうした不公平を解消するため、著作権保護の観点からプロテクトが強化されています。

AACSとは

AACSとは、「Advanced Access Content System」の頭文字をとったものです。
ワーナーやウォルトディズニー、Microsoft、IBM、東芝、松下、ソニー、Intelの8社が共同でこの規格を作りました。

AACSの特徴の1つは、この規格で著作権保護の対象とする範囲を、デジタル放送やインターネットで使用されている幅広いコンテンツに使用することが可能であるという点です。これは、AACSには物理的制約が少ないために広い範囲で使用できるからです。
2点目は、遠隔でアップデートすることが可能なので、一度暗号が解読されたとしても、バージョンを上げることで、再び解読されないものにすることができます。
3点目は、著作権保護を侵害しようとすると、そこで使用した機器を使えなくする機能がAACSにはあります。

地デジの放送を録画した場合

地デジをBlu-rayに録画した場合は、AACSとは別に、「CPRM」というプロテクトがかかっていることがあります。CPRMとは、「Content Protection for Recordable Media」の頭文字をとったものです。
地デジの放送では、1度しか録画できないようにされている番組(コピー・ワンス制限)があり、CPRMはその際に使用されているコピー制御規格です。

そもそも違法である

ここまで、AACSやCPRMといった著作権保護に関わる規格について触れてきましたが、コピー等のためにAACSやCPRMを解除することは違法です。
従来、こうしたプロテクトを解読するリッピングソフトは存在してきましたが、2012年10月に著作権法が改正されてからは、リッピングソフトの日本国内での販売、利用はできなくなりました。つまり、リッピングソフトを使用したコピーはそもそも違法なのです。

このような状況の中、以前は、有料で使用可能であった「AnyDVD HD」も事業停止となりました。当然、フリーのリッピングソフトというのは事実上なく、あったとしても現在ではアップデート対応がされていないものです。そのため、日本国内での使用が難しく、リッピングソフトでBlu-rayをコピーしようと考えるのは現実的ではないと言えるでしょう。

業者に頼むことはできる?

業者に頼んでも対応が難しい場合があります。というのも、Blu-rayのダビングに対応すると謳っている業者であっても、著作権に関わるものは引き受けてはくれません。
著作権に関わるものとは、市販されている映画やライブ映像等のBlu-rayはもちろんですが、著作権に関わるテレビ番組のBlu-ray録画もその1つです。
依頼する場合は、よく確認することが必要となってくるでしょう。

それでもBlu-ray Discをコピーする方法

では、Blu-ray Discをコピーする方法は全くないのでしょうか。いえ、そんなことはありません。ここからは「キャプチャボード」を使用する方法をお伝えします。

キャプチャボードとは

キャプチャボードとは、DVDやBlu-rayプレーヤーからの出力を、パソコンやテレビに取り込むためのハード機器です。
先程のリッピングソフトが、データそのものを変換してコピーしようとするのに対し、キャプチャボードを使用する場合は、Blu-rayから出力された結果をコピーしようとするやり方になります。そのため、プロテクトの問題は関係なくなります。

最近のキャプチャボード

多くのキャプチャボードは、接続するパソコンに専用のソフトをインストールする必要がありました。しかし、最近のキャプチャボードの中には、パソコンの接続を必要としないタイプ、すなわちキャプチャボードで録画操作が完結するタイプのものが出ています。
「EzCAP HD」というのがまさにそのタイプで、保存はUSBにMP4形式で残すことができます。さらに、ハードディスクドライブの接続も可能です。直観的な操作が可能である点ではとても魅力的な製品と言えるでしょう。

出来上がりの画質はどう決まる?

このように便利なキャプチャボードですが、気になるのはその画質でしょう。
キャプチャボードの場合、画質を左右するのはBlu-rayとキャプチャボード間のケーブルになります。Blu-rayから、HDMIといったデジタル信号で出力される場合であれば、無劣化となりますが、ここに1つ落とし穴が存在する場合があります。それは、「HDCP」というプロテクトの規格です。

HDCPとは

HDCPとは、「High-bandwidth Digital Content Protection system 」の頭文字をとったもので、デジタル信号が行きかう経路を暗号化することです。不正コピーを防止する著作権保護技術の1つで、Intel社などが開発したものです。
もし、機器と機器の間がデジタル信号で伝送されるのであれば、データの劣化は起こりません。ということは、映像データや音声データをデジタル信号で抜き取ってしまえば完全なコピーを作ることができてしまいます。これではコンテンツを製作する側は大打撃を受けてしまいます。
こうしたことから、伝送経路についても保護する必要が生じ、生まれた規格がHDCPなのです。

HDCPを回避するには

HDCPを回避するためには、アナログ信号を選択することになります。ここで、HDMIの代わりに「コンポーネントケーブル」を使うと、HDMIと同じ1080の解像度の信号を送ることができるのです。
コンポーネントケーブルを使用する場合は、Blu-rayプレーヤー側がコンポーネント端子を持っているかを確認する必要があります。しかし、残念ながら、コンポーネント端子を持ったタイプは少なくなってきているのが現状です。

PS3を使用した方法

PS3は、Blu-rayを再生できます。これを利用して、PS3にキャプチャボードを接続してコピーすることが可能です。しかも、PS3にはコンポーネント端子があるため、前述したようなHDCPの問題を回避することができます。
ちなみに、PS4になると、コンポーネント端子がないため注意が必要です。このようなPSを利用した方法も知っておくといいでしょう。

キャプチャボードを使用するデメリット

キャプチャボードを使用する方式というのは、言わば昔のVHSでの録画に近い感覚があります。つまり2時間のコンテンツを録画しようと思えば、2時間待っていなければならないのです。そのため、まとまった時間がある時でなければ対応が難しいというのがデメリットと言えるでしょう。

まとめ

Blu-rayのコピーに関しては様々な規格が存在することからも、一筋縄ではいかないところがあります。ダビング革命では、DVDだけではなくBlu-rayへのダビング後のコピーにも対応しております。お客様のご事情を伺って、最適なご提案をいたしますのでぜひご気軽にご相談ください。

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