カセットテープの処分方法と注意点

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カセットテープの処分方法と注意点

はじめに

既にご存知の方も多いと思いますが、カセットテープは最近、にわかに注目を集めつつあります。
今回は、タイトルの通り、カセットテープの処分方法や、その際の注意点を中心に、カセットテープを取り巻く状況についてもお伝えします。

再注目を集めるカセットテープ

デジタル化やインターネット化が進み、より手軽に、沢山の音楽をストックし、いつでもどこでも高品質の音楽が聴けるようになりました。
そのような状況の中、カセットテープが再注目を浴びています。渋谷にも、カセットテープを扱うキャッチ―な雰囲気の店舗が出てきました。写真の世界でも、デジカメではなく、昔ながらのフィルムを使った撮影が注目される動きがあります。
そこには、同じような事情があるのでしょうか。それとも、カセットテープならではの理由があるのでしょうか。

若者が注目するわけ

カセットテープは、昔を懐かしむ中高年世代が注目しているだけではなく、若者世代も注目しています。実は、そこには意外な理由があるのです。

カセットテープが注目を浴びる少し前に、レコードが見直されるということがありました。その理由は、ジャケットの大きさにありました。レコードのジャケットはCD等に比べてかなり大きく、インパクトがあります。その大きさが注目され、部屋をおしゃれにコーディネートするため使われたのです。カセットテープの再注目にも同じようなところがあり、あの箱型の外観が、特に若者世代には新鮮に映ったようです。

また、音質という点でも魅力があるようです。アナログの場合は、一曲が終わるとサーッというノイズが残ります。こうしたノイズなども一因となって、あたたかみを感じるというところがあるようです。
ライブで音楽を聴くときには多くの人が同じ空間にいるため、当然そこにはノイズがあります。そのように考えれば、アナログには臨場感につながるものがあり、それが人間臭さに通じるのかもしれません。

さらに、カセットテープの場合、デジタルのようにランダムな順番で音楽を聴いたり、頭出しをしたりすることが難しいです。その難しさもまた、音楽に集中する環境を作り出すようです。

アーティストサイドが注目するわけ

有名アーティストでも、カセットテープでアルバムをリリースするケースも出てきました。メディア形態へのこだわりや、音質へのこだわりがこのような動きに繋がっているのでしょう。
一方、インディーズのアーティストにとっては、発注単位といった面からのメリットもあるようです。CDの場合には、工場での製作の都合上、最低の注文ロットが1000枚と敷居が高いところがあり、在庫を抱えてしまうリスクがあります。その点、カセットテープの場合は、注文数に応じて自分で作ることができるため、在庫リスクを抱えることなく音楽活動ができます。

カセットテープを処分する際の注意点と事前準備

ここからは、カセットテープの処分についてお伝えします。
カセットテープを処分するといっても、いくつかのパターンがあります。「未開封の市販テープを処分する場合」「使用済みの市販テープを処分する場合」「レコード会社の音楽テープを処分する場合」に分けられるでしょう。それぞれで、注意点もかなり異なります。

未開封の市販テープを処分する場合

■テープの種類を知っておく

未開封のテープは、買い取ってもらえる可能性があります。
どのタイプのテープに、どれくらいの価値があるかを知るうえでも、まずはカセットテープの種類について、簡単におさらいしておきましょう。

◇TYPE1 / ノーマルポジションテープ

酸化鉄を素材としたテープで、初期のタイプは茶色がかった色でしたが、耐久性や性能を向上させるための工夫が施されるようになるにつれ、黒っぽい色になっていきました。
テープの中では、クオリティは決して高いとはいえません。特に、高音域では他のテープに比べて劣ります。
しかし、現在、店頭で販売されているものとしてはこのタイプが多いです。

◇TYPE2 / ハイポジションテープ

通称「ハイポジ」といわれるタイプです。
二酸化クロムを素材としたテープが始まりで、当初は「クロームポジション」と名付けられましたが、改良が進んでいく中で、ハイポジションテープという名称になりました。
特徴としては、ノイズがノーマルテープより低減されました。特に、高域の特性がアップし、聴覚上のクオリティが高まりましたが、一方で低音域はノーマルテープに劣る部分が多くあります。

◇TYPE3 / フェリクロームテープ

フェリクロームテープと呼ばれ、ノーマルとハイポジの長所を併せ持ったものでしたが、TypeⅣ、すなわちメタルテープが登場したことにより、あっという間になくなってしまいました。

◇TYPE4 / メタルテープ

メタルテープは、素材に鉄を使用しています。ノイズリダクションがいらないほど、高いレベルでの入力が可能でした。クオリティの高いテープでしたが、店頭ではほとんど目にすることがなくなってしまいました。

■最近の再生事情

ここまで、Type1~4まで紹介してきました。
なんとなくカセットテープを買われていた方も、大まかではありますが、それぞれの違いについてわかっていただけたのではないでしょうか。
比べてみると、ノーマルポジションテープ(Type1)より、ハイポジションテープ(Type2)やメタルテープ(Type4)のほうが、どことなく音質が良いのではと思う方もいるでしょう。
しかし、そこには落とし穴があります。カセットデッキがそれぞれのTypeに対応したデッキでなければ、それぞれに見合ったクオリティが見込めないのです。つまり、メタルテープ(Type4)であれば、「メタルテープ(Type4)対応」のデッキでなければ期待したサウンドは得られない、それどころか音質が悪くなる可能性もあります。
さらに、現在も店頭に出ているデッキの多くがノーマルポジションテープ(Type1)にしか対応していません。これは、MDが登場した時に、カセットテープの需要がガクンと減ってしまったことが影響しているようです。

■高く売れるのは?

ノーマルポジションテープ(Type1)やハイポジションテープ(Type2)が高く売れる可能性があります。クオリティの観点というよりも、1970年代からカセットテープの原点として存在しているという歴史的観点が高値に結びついているようです。
ノーマルポジションテープ(Type1)やハイポジションテープ(Type2)をお持ちという場合は、売却の方向で考えてみるのもおすすめです。

使用済みの市販テープを処分する場合

使用済みのカセットテープを処分する際には、「捨てたカセットテープのデータを他人に聞かれるのは嫌だから、きちんと処分して捨てたい」という場合と、「ただ捨てるのはもったいないので、データを残してから捨てたい」という場合があります。
そこで、それぞれ処分する際のポイントをお伝えします。

■磁気テープを切断しておく

「他人に聞かれることなくカセットテープを処分したい」という場合には、テープを数ヶ所で切ってしまうのが簡単で確実な方法です。
テープは、鉛筆などをひっかけて引き出すこともできますが、引っ張り出したものは元に戻すこともできるため、それだけでは不安が残ります。
カセットテープの中に入った曲をもう聴くことがない場合は、切ってしまったほうが処分としては確実でしょう。

■自治体のゴミ回収の際に捨てる

カセットテープの中に、今でもお気に入りの曲や懐かしい音楽があれば、何らかの形で保存してから処分したい場合もあるでしょう。
そのような際は、パソコンやハードディスクにデータを保存しましょう。
パソコンに保存するときには、カセットデッキとパソコンを接続するケーブルが必要です。「アナログキャプチャーケーブル」という、片方がピンジャックで、もう片方がUSBになっているケーブルがあります。これを使えば、カセットテープのアナログデータをデジタルに変換して保存することが可能です。先述したような、アナログのあたたかみのある感じが残ったデジタルデータとすることができるでしょう。

注意点としては、デジタルデータのファイル形式があります。ファイル形式をWAVEにすると、ファイルサイズが非常に大きいため、ハードディスクがすぐにいっぱいになってしまう可能性があります。容量を少なくできるMP3形式にするか、こまめにCDに移すと良いでしょう。

レコーvド会社の音楽テープを処分する場合

この場合は、売却を視野に入れた処分方法を考えたほうが良いでしょう。
廃盤になってしまったアルバムのカセットテープや有名アーティストのデビュー前の作品が入ったテープなどは価値が高いといえるでしょう。
また、資格試験勉強用のカセットも、再生できれば買い取ってくれる業者もあるようです。教材がワンセット残っていれば、価値が高まる可能性があります。
お持ちの方は、一度確認してみることをおすすめします。

まとめ

再注目されているカセットテープの動向から、具体的な処分方法まで幅広く触れてきました。必要に応じて、今回ご紹介した方法を参考にしていただければと思います。
また、ダビングコピー革命にご用命いただければ、切れてしまったテープを修復してデジタルデータに変換して保存することも可能です。
こうしたサービスもぜひご利用いただき、過去に収集した懐かしい音楽を楽しむ時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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