第一回 ビデオのデジタル化 – デジタルとアナログの違い
シリーズでビデオのデジタル化を簡単に説明していきたいと思います。
今回は第一回です。
そもそもデジタルとアナログは何が違うのか?
アナログで代表されるものは
- ・ビデオテープ
- ・カセットテープ
- ・ネガの写真
があります。1979年生まれの私は、中学生くらいまではほぼアナログの中で生活をしていました。
アナログは、ビデオテープやカセットテープをご覧いただくと想像つく通り
劣化しやすく保管が難しいです。
アナログのメディアは光や音など波のような自然界の変化を、物理的・科学的な原理で定着させたものです。このため、アナログは使用または複製するたびに劣化が進行して、ノイズが増えていく。
一方、デジタルは一瞬あるいは点のような微細な範囲の状態を測定した数値を、電気的・時期的に連続記録したものです。デジタルは常に同じ状態を維持できるので、複製しても同一の品質が保たれる。
つまり、データを長期保存したり、繰り返し楽しみ続けるには、アナログよりもデジタルのほうが適しています。
アナログは坂道のように境目のない変化を記録しているが、デジタルは階段のようにデータを区切って記録している。数値化されたデジタルデータはコピーしても劣化はしない。
デジタルは、
HDDやDVD、USBにファイルとして保存ができます。
パソコンでWordファイルをコピーしたり、複製したりすることをやったことがあると思うのですが、複製、加工がとても簡単なんです。
ビデオテープを複製することを考えてみると・・・
面倒ですよね。120分であれば120分、テープを流す必要があるし、劣化もします。
デジタルは長期保存するにはとても良いのです。
デジタル化が必要なものはどんなメディアがあるのか?
デジタル化すべきデータの例
- ・思い出のビデオテープ、フィルム
- ・子どもの成長記録や家族の写真
- ・レコード、カセット
- ・昔のテレビ番組
- ・雑誌、紙の資料
ビデオテープやオーディオカセット、レコード盤などは、経年劣化の他に再生するたびに摩耗するというリスクがあります。思い出の写真や映像は失うとお金を払っても戻すことはできません。劣化、摩耗、カビ等が進行する前にデジタル化をおすすめします!