miniDVのデジタル化をI・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)を使って説明します

ダビングコピー革命

miniDVのデジタル化をI・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)を使って説明します

2021.10.04 公開
2021.10.12 更新
miniDV(ミニDV)のデジタル化(mp4)をI・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)を使って説明します。
まず、miniDVは、以下のカセットテープとビデオカメラです。似たようなテープに8mmテープがありますので注意が必要です。
VHSとminiDVの比較したイメージが以下の通りです。

VHSと比較するとかなり小さいことがわかります。

今回は、この小さいminiDVをI・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)を使ってデジタル化します。
DVDではなくて、
miniDV → mp4データ
となります。
データは、パソコンに保存したり、スマホ、タブレットに保存したい場合におすすめです。パソコンでデータをコピー、編集(編集ソフトが必要)することも可能です。
DVDにするのか、mp4などのデータにするかは悩むところですが、特徴を簡単にまとめましたのでご参照ください。

  DVD mp4などのデータ
特徴 鑑賞用。DVDプレイヤーがあれば環境に依存せずに再生することができる。 パソコン、スマホ、タブレットがあれば再生、編集、複製が容易。

DVDにしたい場合は、以下の記事を参考にしてください。

miniDVのダビングの方法を一挙公開

必要なもの

パソコンは必要ありませんが、本製品には映像を見る機能がありませんので、モニターが必要になります。テレビでもRCA(赤白黄ケーブル)があれば問題ありません。

  • 1、I・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)
  • 2、miniDVビデオデッキ(ビデオカメラ)
  • 3、USB等(HDD、SDカード等でもOK)
  • 4、RCA(赤白黄ケーブル)
  • 5、モニター(テレビも可)

1、I・Oデータ アナレコ(HDMI付属)

amazon、楽天等どこで購入しても同じです。現在は、生産中止になっていますが、多くの中古があります。
amazonをご紹介します。
中古だと11,800円〜(執筆時)となっています。

アマゾンI・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)

2、miniDVビデオデッキ(ビデオカメラ)

miniDVのビデオカメラは、ビデオデッキの再生モードを利用するために必要です。単に再生するだけです。
ビデオカメラは、撮影(録画)モードと再生モードがあります。今回は、再生モードを利用してminiDVを再生してダビングします。
もちろん生産していないので中古になります。
こちらもアマゾンを紹介します。
11,480円〜(執筆時)となっています。
miniDVのビデオカメラもたくさんありますが、このタイプが一番市場に出ています。
RCA(赤白黄)ケーブルはついてくると思いますが、一応確認してください。

アマゾンSONY ソニー デジタルビデオカメラ DCR-PC110 miniDV

3、USB等(HDD、SDカード等でもOK)

ダビングした時にmp4ファイルを保存するメディアになります。
お持ちのメディアで良いと思います。
USB、SDカードは、耐久がそこまで高くないので、一保存で利用ください。後でHDD、クラウド等に移動することをお勧めします。

  • ・USBメモリー
  • ・SDカード
  • ・外付けHDD

※SDカードは32GBまで対応
※HDDは、2TBまで、FAT32形式

4、RCA(赤白黄ケーブル)

ビデオカメラを購入する場合は、ほとんどの場合、RCA(赤白黄ケーブル)が付属しています。
本記事で紹介しているビデオカメラの場合は以下のRCAケーブルになります。

RCAケーブル(AUX)
 
以下は、通常のRCAケーブルです。

RCAケーブル

5,モニター

本製品は、モニターが必要です。
モニターは、メニューの操作、録画映像の確認に使用します。
テレビもRCAケーブルの変換ケーブルなどが付属していることが多いので使えると思います。
HDMI対応のモニターであればなんでも大丈夫です。

中身確認

以下の通りです。

接続

本製品I・Oデータ アナレコ、ビデオカメラ、モニターの接続

本製品であるI・Oデータ アナレコを、ビデオカメラとモニターに接続します。
おそらく、感覚的にできると思います。イメージは以下の通りです。

I・Oデータさんページから概要を拝借しましたのでご参照ください。

保存メディアの挿入

当記事では、SDカードを使用しますが、USBメモリーや外付けHDD(ハードディスク)でも構いません。

※SDカードは32GBまで対応
※HDDは、2TBまで、FAT32形式

USBの差し込み口は後ろにあるので、USBメモリ、外付けHDDの場合は後ろのUSBに差し込みください。

初期設定(共通編)

まずは「電源」ボタンを長押ししてください。「ピーン」という効果音とともに電源が入りモニターに反映されます。

 
「メニュー」ボタンを押してください。

 
「共通」を選択して、真ん中の「決定」ボタンを押してください。
基本初期設定のままで大丈夫です。

 
以下簡単に説明します。

日付記録

記録の設定で、「予約記録」という機能があります。その場合はこの日付を現時点の日時を入れる必要があります。
「予約記録」以外ではおそらく使わないので特段入れなくても大丈夫です。

操作音

電源を入れる時やボタンを押した時の音の設定ができます。

優先メディア選択

USBとSDカードを両方入れてある場合にどちらを優先させるかの設定です。
両方入れなければいいので特に設定する必要はないです。

HDMI出力

「オート」のままで大丈夫です。

初期設定に戻す

設定の値を全て初期設定に戻します。

フォーマット

USBやSDカードの中身をフォーマット(初期化)します。他のデータも全て消えますのでご注意ください。

初期設定(記録編)

特に設定しないで、いきなりダビングすることも可能ですが、便利な機能もあるかもしれませんので一通りご紹介します。
 

「メニュー」ボタンを押してください。

 
「記録」を選択して、真ん中の「決定」ボタンを押してください。
矢印ボタンで操作します。

記録モード

アスペクト比の設定です。「4:3」「16:9」「録音」を選ぶことができます。
「記録モード」を選択して、真ん中の「決定」ボタンを押してください。

  • 録画(4:3)
  • 録画(16:9)
  • 録音(音声のみ)

から選ぶことができます。
4:3は、昔のブラウン管サイズです。正方形に近い形をしていたのを思い出してください。
16:9は、現在のハイビジョン以降のサイズです。最近のテレビは全て16:9です。
以下イメージをご覧ください。
 
●4:3
左右に黒い帯があるのは、このモニターが16:9だからです。

 
●16:9

昔のビデオカメラは、4:3です。

現在のサイズ16:9にすると映像が伸びてしまいますので、

4:3の設定を選択してください。

HDV、D-VHSなど、16:9のサイズのビデオテープもありますので、その時は、16:9をお選びください。


 
音声は、映像はないですが、mp3という音声データに変換されます。
映像データが音声データになります。

予約記録

日付設定を最初にしていないと現在の日付設定を求められます。
設定した時間に合わせた予約ができます。
あまり必要な機能かもしれません。

シンクロ開始

シンクロ開始は、映像が始まると自動で録画をします。
手動でできますのであまり必要のない機能かもしれません。

自動停止

便利な機能なのでずっと目の前にいることが難しい場合は利用してみてください。
「自動停止」機能は、ダビングの終わりを自動で停止する機能です。
停止しないと、停止している青い画面をずっと録画し続けることになります。編集ができる方は問題ありませんがやや面倒です。
「自動停止」を選択して「決定」ボタンを押してください。

経過時間

ビデオテープの録画時間がわかれば適切な時間を選択してください。
「ユーザー設定」を選択すれば細かく設定することができます。

シンクロ停止

「シンクロ停止」は、信号がなくなった場合自動で停止する機能です。
便利ではあるのですが、途中で信号がなくなった場合は注意が必要です。
あまりないとは思いますが、録画と録画の間に信号がない場合などです。途中でも信号がない場合は、ダビングを停止します。
途中停止する心配がない場合はぜひ活用してください。
 
「シンクロ停止」を選択して「決定」ボタンを押してください。

 
「ON」を選択して「決定」ボタンを押してください。

miniDVのデジタル化(記録モード)

本製品は、記録モードと再生モードがあります。
記録モードがダビングするモードです。
再生モードは、後述しますがSDカードに入っている動画ファイルを再生して見ることができます。
 
miniDVのデジタル化なので、記録モードを選択してください。もともと記録モードになっている場合はそのままで大丈夫です。

それでは、miniDVのデジタル化の説明をします。

ビデオカメラの準備

先ほどご紹介させていただいた以下ビデオカメラで説明します。

アマゾンSONY ソニー デジタルビデオカメラ DCR-PC110 miniDV

miniDVのテープを入れて、ビデオモードになっていることを確認してください。

miniDVのデジタル化

1、ビデオカメラを再生

2、モニターに映像が出ているのを確認

3、本製品の赤ボタンを押す(デジタル化開始)

デジタル化のスタートです。ビデオの録画時間だけ時間がかかります。

4、本製品の赤ボタンを押す(デジタル化終了)

最後まで映像を見ることができる場合は、ご自身で停止をしてください。
もし最後まで見ることができない場合は、先ほど説明した自動停止機能を利用してください。
パソコンで編集ができる人はそのまま放置して後ろの部分をパソコンやスマホなどの編集機能でカットしてください。

5、確認

「モード」ボタンを押して再生モードにしてください。

 
映像ファイルが保存されています。決定ボタンを押すと再生することもできます。

miniDVのデジタル化は以上です。とても簡単です。

まとめ

本製品は、簡単にパソコンを使わずにビデオテープをmp4にデジタル化することができます。
DVD、Blu-rayにすることはできませんのでご注意ください。
今回は、miniDVのデジタル化で説明しましたがどのテープでも基本的にはデジタル化が可能です。
予算は中古なので価格変動はあると思いますが以下の通りになります。

●miniDV10本の場合
I・Oデータ アナレコ(GV-SDREC) 約11,800円 + miniDVビデオデッキ 約11,480円(参考) = 23,280円 + 税

製品名 変換 DVD Blu-ray パソコン 価格
I・Oデータ アナレコ(GV-SDREC)(本製品) ○ mp4データ × × × 不要 11,800円(アマゾン)
サンワサプライビデオキャプチャー(400-MEDI029) ○ mp4データ × × × 不要 11,636円(アマゾン)
I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2)(本製品) ○ mpegデータ × ○ 必要 3,291円(アマゾン)

ご自身でやる場合は、VHSデッキの料金も考慮する必要があります。
面倒な場合は、

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この記事を書いた人

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役 吉岡崇

吉岡 崇

株式会社グッドヒルシステムズ 代表取締役

「国内最大級のダビング通販サービス」ダビングコピー革命を運営。
このブログでは、皆様のビデオテープに対する悩み事を解決できるように発信していきます。
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>> 読売新聞で取材を受けました
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