miniDVのDVD化をI・OデータのGV-USB2を使って説明
使用する製品は、I・OデータのGV-USB2というビデオキャプチャーを使用します。
DVD作成をするのでDVDを書き込むことができるパソコンが必要になります。
なお、I・OデータのGV-USB2は、mpegデータにもすることができますが、記事が長くなりそうですので今回は、DVD作成だけの説明になります。miniDVの大きさは以下のイメージの通りです。VHSと比べるとかなり小さいです。
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目次
I・OデータビデオキャプチャーGV-USB2の特徴
I・OデータビデオキャプチャーGV-USB2は、とても優秀です。
なぜなら前述の通り、テープをDVDとデータ(mpeg)にすることができるからです。
このビデオキャプチャーが優秀というよりは付属している「PowerProducer5」というオーサリングソフトが優秀です。
ビデオキャプチャーは、様々なメーカーで発売していますが、違いは付属しているオーサリングソフトです。
PowerProducer5の特徴
PowerProducer5は、DVD作成に特化したソフトウェアです。家庭用のソフトウェアとしてはかなり優秀です。
そこそこの機能と簡単さを兼ね備えています。
普通にDVDにするのであれば十分です。
またこのソフトは、DVD作成のやり方に2パターンあります。
- ・Right-to-Disc(プレイヤーに入れるとDVDが再生される単純なDVD)
- ・ムービーディスク作成(メニュー、チャプター作成等、高機能DVD)
今回は、Right-to-Discの説明をします。
Right-to-Discは、すごく簡単にDVD作成をすることができます。おそらくは、DVDを再生することができれば良いという方がほとんどだと思います。
ムービーディスク機能は、メニュー、チャプター等の作成、編集もすることができます。こだわりのある方は是非こちらの機能をご利用ください。
ムービーディスクの機能のプロセスでデータ変換をするのでmpegを手に入れることも可能です。
ムービーディスク機能は、他の記事でご紹介します。
必要なもの
必要なものは以下の通りです。
DVD作成なので、パソコンが必要です。
- 1、I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2)
- 2、miniDVのビデオカメラ(再生に使用します)
- 3、RCAケーブル(赤白黄)
- 4、パソコン
- 5、DVDドライバー
1、I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2)
I・Oデータのヒット商品です。価格もリーズナブルです。
amazonをご紹介しますが、どこで購入しても構いません。
DVDのみ対応と、DVD/Blu-ray両方対応で価格が違うので注意ください。
●DVDのみ対応 GV-USB2 3,291円
I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2)
●DVD及びBlu-rayに対応 GV-USB2/HQ 4,645円
I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2/HQ)
2、miniDVビデオデッキ(ビデオカメラ)
VHSと違いminiDVのデッキはあまりないので、ビデオカメラの再生モードで再生してDVD作成をします。
以下のカメラが有名で、市場にも多く出回っていますのでご紹介します。
再生できればどのminiDVカメラでも平気です。
ソニー デジタルビデオカメラ DCR-PC110
11,480円〜(執筆時)
アマゾンSONY ソニー デジタルビデオカメラ DCR-PC110 miniDV
3、RCAケーブル(赤白黄)
ビデオカメラとビデオキャプチャーをつなぐケーブルです。赤白黄のケールブです。
miniDVビデオカメラを中古で購入すると恐らくは付属していると思いますので確認してください。
RCAケーブルにも種類があって今回ご紹介したカメラだとAUXのRCAケーブルです。
RCAケーブル(AUX)
以下は、通常のRCAケーブルです。
RCAケーブル
4、パソコン
最近のパソコンであればなんでも構いません。
スペックがあまりないパソコンですと映像を取り扱うことになるので動きが悪くなる可能性があります。
5、DVDドライバー
DVDを読み込んだり、書き込んだりするドライバーです。
読み込み専用もあるので、今回はDVD作成なので書き込みができるかを必ず確認してください。
多くのメーカーが存在するので有名どころでかつ安い以下の商品をご紹介します。
2,280円(執筆時)
BUFFALO DVDドライバー
I・OデータのGV-USB2の中身確認
以下の通りです。さらっと流します。
miniDVのDVDダビング
それでは早速miniDVのダビングの説明をします。
接続準備
ビデオ世代?の方々は、感覚的にわかると思います。イメージは下記の通りです。
- ①ビデオカメラにRCAケーブルを接続します。
- ②RCAケーブルと本製品であるビデオキャプチャーを接続します。
- ③ビデオキャプチャーのUSB部をパソコンに接続します。
- ④DVDドライバーの接続(パソコン内臓型でない場合)
ソフトウェアのインストール
DVDドライバーに、付属のソフトウェアDVDを入れてください。
インストールの実行ファイル(.exe)をダブルクリックします。
「自動インストールをクリック」してください。
自動クリックをすると、ビデオキャプチャーのドライブとソフトウェアのドライブをまとめてインストールしてくれます。
インストールが終わると再起動を求めらますのでそのまま再起動してください。
再起動すると、デスクトップに二つのソフトウェアのショートカットができています。
今回は、上のLightCaptureは使用しません。
下の赤枠で囲ってある「CyberLink PowerProducer5.5」を使用します。
ダビング準備
空のDVDをDVDドライバーに入れてください。
「CyberLink PowerProducer5.5」をダブルクリックしてください。
PowerProducerが立ち上がります。「Right-to-Disc」をクリックしてください。
現在入っているDVDの情報が表示されます。このページは特に操作の必要はありません。
DVDの初期化の確認です。「OK」をクリックしてください。
初期設定のままでOKです。
「詳細タブ」をクリックしてください。
画質を選択します。画質は時間に録画時間によります。
miniDVの当時の録画モードは、SPモード(60分)LPモード(90分)があったので、HQかSPを選択してください。
迷った場合は、画質SPを選べ問題ありません。
タイトルを入れたい方は入れてください。
以上がダビング準備です。
miniDVのDVDダビング
それでは、ダビングします。
ビデオカメラのセットです。
ビデオカメラを「ビデオモード」にしてください。
「再生」ボタンを押して再生してください。(巻き戻しは忘れないでください!)
パソコンの「PwoerProducer」の「録画」ボタンを押してください。
これで、「ダビング」が開始されます。
ビデオテープの内容が1時間であれば1時間再生する必要があります。
再生が最後まで終わりましたら「停止」をクリックしてください。
DVDへの書き込みが始まります。書き込みには時間がかかります。気長に待ちましょう。
書き込み終了。DVDが自動で出てきます。
書き込みの終了をもってminiDVのDVDダビングの完成です。
まとめ
miniDVのDVD作成がすごく簡単にできました。わからない場合は、お気軽に下記のコメント欄でコメンをしてください。
パソコンを使うので、少し敷居が高いように感じるかもしれませんが、やってみると難しくありません。
新たにパソコンを買わない限りは、値段も比較的リーズナブルです。
今回は、miniDVで説明しましたが、ハイビジョンのビデオなどを除きほぼ全ての家庭用ビデオ(VHS等)に対応しています。
●miniDV10本の場合
I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2) 約3,291円 + miniDVビデオデッキ 約11,480円(参考) + DVD 1,000円(100円/枚) = 16,371円 + 税
製品名 | 変換 | DVD | Blu-ray | パソコン | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
I・Oデータ ビデオキャプチャー(GV-USB2)(本製品) | ○ mpegデータ | ○ | × | ○ 必要 | 3,291円(アマゾン) |
I・Oデータ アナレコ(GV-SDREC) | ○ mp4データ | × | × | × 不要 | 11,800円(アマゾン) |
サンワサプライビデオキャプチャー(400-MEDI029) | ○ mp4データ | × | × | × 不要 | 11,636円(アマゾン) |
ご自身でやる場合は、VHSデッキの料金も考慮する必要があります。
面倒な場合は、
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