アナログのデジタル化のあれこれ
アナログメディアが傷んでいる場合でもデジタル化できるか?
アナログメディアが傷んでいる場合、デジタル化ができるか?お問い合わせはよくただきます。
- ・カビ
- ・経年劣化
カビは見た目でわかります。経年劣化はフィルムが歪んだり見た目ではわからない場合があります。
カビで見れない場合は業者に出せば除去することは可能です。多少のカビであればそのままデジタル化することをお勧めします。いちいち業者に出して除去すると結構高額になります。
カビ以外の劣化であればデジタル化後にソフトで編集することをお勧めします。ある程度のノイズ、色補正で目立たなくすることが可能です。最近のソフトは自動補正するだけでも十分良くなる場合があります。
ダビングの業者の場合は、ビデオテープをただデジタル化するところがほとんどです。映像補正まではしません。する場合は別途料金がかかることが多いです。
私たちが今見ているデジタル映像、ハイビジョン・フルハイビジョン映像からするとむかしのアナログ映像はかなり劣ります。
今の映像と比べずにとにかくデータ化することおすすめします。
デジタル化の目的は?
「思い出を残す」「記録を残す」これが一番の目的ではないでしょうか?
テープのまま保存することが可能であればそのままでいいはずです。前述した通り、
アナログ →デジタル
において画質がアップすることはありません。
デジタル化の一番のメリットは「残す」が大変優れています。
デジタルは経年劣化することはありません。コピー、移動でも劣化することはありません。
とにかくデータにして、その後DVDにコピー、複数のパソコン、HDD等に保存することで「思い出」「記録」は永遠のものになります。
アナログデータをデジタル化にしたらファイルサイズは?
映像や音楽をデジタル化したサイズはCDやDVDの容量が参考になります。
CDであれあLPレコードのアルバムを圧縮せずにデジタル化しても余裕があるように作られています。
DVDもスタンダード画質のテープが一本が収まるようになっています。
映像 → 約2時間でDVD-R 1枚分(4.7GB)
音楽 → 約70分でCD-R(700MB)
写真 → 約230枚でCD-R1枚分(700MB)
約1500枚でDVD-R1枚分(4.7GB)
アナログをデジタル化にするにあたりDVDにすることをおすすめしているのではなく、ファイルサイズの目安となります。ご参考にどうぞ!
デジタルデータは永遠?
デジタルデータは永遠です。
ただ注意が必要です!
続きは次回でご説明します!!