おすすめのminiDVの再生機(ビデオデッキ)と注意点
miniDVは、ビデオテープの中では、2000年頃発売された新しいテープです。
miniDVカメラは、それまで主流だった8mmビデオカメラより小さく、技術改良されたので、miniDVテープも8mmテープよりさらに小さくなりました。またデジタルビデオ規格なので画質も向上しました。一方でテープの種類や撮影時のモードで対応していない再生機もあるので購入には注意が必要です。
今回は、おすすめのminiDVの再生機(ビデオデッキ)と注意点を説明します。
この記事に興味がある方は、撮影したminiDVをご覧になりたい方やダビングしたい方だと思います。
Amazon等のネットショップで検索すればminiDVの再生機はたくさん出てきますが、なんでもいいわけではありません。
この記事をご覧になっていただき、miniDVを綺麗に再生していただければ幸いです。
なお、miniDVのダビングやダビング業者にご興味がある方は以下の記事が参考になります。
miniDVビデオのデータ化のやり方や、ダビング業者を紹介します!
無料お見積・ご注文はこちら
目次
miniDVテープの3種類
miniDVの再生機で非常に重要なことは、テープの種類を確認をすることです。
テープを確認しないでminiDVの再生機を購入すると、テープに再生機が対応しておらず綺麗に再生されない、真っ暗で何も映らないことがあります。
miniDVのテープの種類がわからない場合でも対応できる再生機及び方法を後ほどご紹介します。
miniDVテープは、3つに分けることができます。
以下の3種類です。
- ・SPモード
- ・LPモード
- ・HDV
モードとHDVは性質が異なるので分けて説明します。
miniDVの撮影時のモード
miniDVは、撮影時、以下のモードを選択することができました。
- ・SPモード
- ・LPモード
SPモード
SPモードは、60分録画をすることができます。通常は、SPモードで、基本的にはどの再生機でも綺麗に再生することができます。
LPモード
LPモードは、90分録画をすることができます。長時間録画できるのでこのモードで撮影している方は多いと思います。長時間録画できる一方で、再生が保証されているのは、撮影したビデオカメラのみとなっており、他の再生機だと綺麗に再生することができません。綺麗に再生するには、当時撮影したビデオカメラまたは、LPモードに対応した再生機を購入する必要があります。
miniDVの規格の違い
HDV
通常の規格(SP・LP)とは異なるHDVという規格があります。
HDVは、ハイビジョンDVの略で解像度もブラウン管サイズの4:3ではなく16:9です。
ビデオカメラもminiDVテープもHDVに対応したものでないとHDVで撮影することはできないです。HDV対応のビデオカメラは高価なのでHDVで撮影した方は覚えていると思います。HDVは、HDV専用の再生機で再生することができますが、撮影したビデオカメラの方が綺麗に再生することができます。
撮影したビデオカメラが壊れている、処分している方は多いと思うのでその場合は、対応した再生機を購入してください。
SP | 全ての再生機、撮影したビデオカメラ |
---|---|
LP | LP対応再生機、撮影したビデオカメラ |
HDV | HDV対応再生機、撮影したビデオカメラ |
miniDVにおすすめの再生機
全てのビデオデッキはSP対応しているので、LP対応デッキとHDV対応デッキをご紹介します。
SPかLP、どちらで撮影したか覚えていない場合は、LPのデッキを購入をおすすめします。
LP対応デッキ
LP対応デッキは、おそらくですが2台しかありません。一つは、業務用でDSR-2000ですが10万円以上と高額のためご紹介はしません。ダビング業者は、DSR-2000を使用してダビングしていると思います。ここでは家庭用ビデオデッキをご紹介します。
SONY WV-DR9、WV-DR7、WV-DR5
家庭用ではありますが、当時は大変高額でした。
現在は、生産中止になっていますが、中古市場には販売されています。
Amazon、楽天市場等で「WV-DR9」「WV-DR7」「WV-DR5」で検索してみてください。
WV-DR9 > WV-DR7 > WV-DR5 の順番で性能はいいですが、どれを購入してもminiDVを再生するならほぼ同じと考えてください。
VHSも再生することができ、VHSもとても綺麗に再生される高級品です。
注意が必要なのは、LP対応デッキといえども、アナログでよくありがちなテープとデッキの相性などで綺麗に再生されない場合もあります。これは業務用デッキでも起こりうることで完璧を求めることはできないのはご理解ください。ベストは、撮影したビデオカメラで再生することです。
Amazonで25,000円〜販売しています。
以下SONYのページに詳細がありますのでご確認ください。
https://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/199908/99-0823a/
名称 | SONY WV-DR9、WV-DR7、WV-DR5 |
---|---|
価格 | 25,000円〜(中古なので変動があります。) |
対応テープ | SP / LP |
HDV対応デッキ
HDVビデオカメラは当時大変高価なため、お持ちの方は少ないと思います。
HDVのビデオテープを通常のminiDVの再生機で再生すると真っ暗で何も映りません。
HDV専用の再生機を購入する必要があります。ベストは前述の通り撮影したビデオカメラで再生することです。
以下少々高額ですが、HDV対応の再生機です。HDVを再生するのであれば以下のデッキどれでも大丈夫です。
SONY 「HVR-M25J」「HVR-M25AJ」「HVR-1500A」 Amazon等で検索してみてください。
名称 | SONY HVR-M25J、HVR-M25AJ」「HVR-1500A」 |
---|---|
価格 | 40,000円〜(中古なので変動があります。) |
対応テープ | SP / HDV |
なお、ダビングについては、通常のダビング方法でダビングをするとSD画質になります。
ハイビジョン画質でダビングされたい方は、magic black design等の製品や高度なソフトウェアを使うことから難易度は高いです。
以下、magic black designの製品になります。参考にしてみてください。
https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/ultrastudio/techspecs/W-DLUS-10
miniDV再生機のまとめ
当時撮影したテープがどのモードで撮影したかわからない、かつ、撮影したビデオカメラもない方は、
LPデッキ対応のSONY 「HVR-M25J」「HVR-M25AJ」「HVR-1500A」のいずれかを購入してください。
HDVテープをお持ちの方は、極めて少ないです。当店のお客さまでもminiDVの1%程度です。また、HDVのビデオカメラは大変高価なのでHDVで撮影された場合は覚えていることが多いです。
なお、miniDVのダビングについては、以下の記事が参考になります。
miniDVビデオのデータ化のやり方や、ダビング業者を紹介します!
ダビングコピー革命は、東京都台東区に実店舗を構える、国内最大級のネットダビング通販です。
ダビングサービス部門3冠受賞、6つの安心、技術、価格、実店舗がある等お客様にご安心いただいております。
↓↓↓↓↓まずは、ホームページで詳細を確認してみてください↓↓↓↓↓