VHSビデオのパソコンの取り込みが簡単にできるVHS to DVDソフトの使い方

みなさんがよくご存知のメーカー、BUFFALO(バッファロー)のビデオキャプチャーおよび「VHS to DVD」というソフトウェアです。
は、
VHS(ビデオテープ) → mpg、DVD
にすることができます。
VHSのデジタル化の説明は、当ブログでも多く解説をしています。その他のVHSのダビング方法を知りたい方は、以下を参考にしてください。
目次
バッファロービデオキャプチャー(PC-SDVD/U2G2)の特徴
バッファローのビデオキャプチャーは、前述の通り
VHSをDVD、データにすることができます。
にすることができます。
パソコンは必須で、「VHS to DVD」というソフトウェアをインストールして、DVDを作成したり、データに取り込んだりしたりします。
また、バッファローがメーカーということもあり安心してくご利用いただけます。
VHS to DVD(付属しているソフトウェア)
「VHS to DVD」は、DVDを作成、データを変換するソフトウェアです。
名前が、「VHS to DVD」ですが、アナログの出力端子があればVHSでなくても対応可能です。8mm、miniDV、ベータ等もダビング可能です。
このソフトウェアの特徴は、すごく簡単であるということです。
特にDVDのメニュー作成などは、感覚的に操作可能でパソコンが苦手の方、あまり時間をかけたくない方にはオススメです。
簡単と言っても、チャプターの追加や、視覚効果など、ある程度機能的でもあります。
準備
バッファローのビデオキャプチャーを使用して、
VHSをパソコンに取り込んでDVD作成の説明をします。
昔のテープが見られなくなる前に、大切な映像をデジタル化
というアイキャッチの素敵なパッケージです。
必要なもの
必要なものは、以下のイメージの通りです。
- ・バッファロー ビデオキャプチャー
- ・VHSのビデオデッキ
- ・RCAケーブル(赤白黄)
- ・パソコン
- ・DVDドライバー
バッファロービデオキャプチャー
本記事の主人公です。Amazonで購入できます(中古もあります)
BUFFALO USB2.0 ビデオキャプチャー 3,736円
バッファローのビデオキャプチャーは、Blu-rayには対応していません。
BUFFALO USB2.0 ビデオキャプチャー PC-SDVD/U2G2
VHSビデオデッキ
ご存知の方も多いかと思いますが、VHSビデオデッキは、現在は生産が中止となっており、中古で購入することになります。
amazon、楽天、yahooショッピング、メルカリ等どこでも購入することができます。Amazonのリンクを貼り付けますのでご参考にしてください。
なお、金額はかなり幅がありこのデッキがこの値段??みたいなこともありますので十分注意してください。1万円前後で十分です。
RCAケーブル
赤白黄のケーブルです。ビデオキャプチャーとVHSをつなぐ重要なケーブルとなります。
ハードオフなどの街の中古屋さんで100円程度で売っています。面倒な方は通販でも売っています。
ビデオデッキを購入する際に付いている場合もあるので購入前には確認してください。
【ビデオコード】3ピン-3ピン RCAピンケーブル/1.5m
DVDドライバー
パソコンにDVDドライブが内蔵していないタイプは、外付けのDVDドライブを購入する必要があります。
BUFFALO USB3.1(Gen1)/3.0
バッファロービデオキャプチャーの内容物の確認
内容物は以下の通りです。
- ・ビデオキャプチャーUSB
- ・ソフトウェアが入っているDVD
- ・説明書
ビデオキャプチャーとVHSビデオデッキを接続
まずは、接続を完了させましょう。
- ①ビデオキャプチャーの赤白黄にRCAケーブルを接続します。
- ②ビデオキャプチャーのUSB部をパソコンに接続します。
- ③ビデオキャプチャーのRCAケーブル部をビデオデッキの出力に接続します。
ソフトウェアのインストール
続いて、以下のソフトウェアをインストールします。
- ・ビデオキャプチャーのドライバー
- ・VHS to DVD
ただビデオキャプチャーをパソコンに繋げても反応しません。反応させるためにはドライバーのインストールが必要です。
付属のDVDをドライバーに入れてください
実行ファイルの起動
「Buffalolnst.exe」をダブルクリックしてください。
ビデオキャプチャーのドライバーのインストール
「PC-SDVD/U2G2ドライバーのインストール」をクリックし選択状態にして、「次へ」をクリックしてください。
「ビデオキャプチャーをパソコンに接続してください。」
と出ますが、最初に接続してありますのでそのまま「次へ」をクリックしてください。
まだ接続していない場合は接続してください。
これでセットアップ完了です。
「再起動」をクリックしてください。
起動したら、ビデオキャプチャーはパソコンに認識されるようになりました。
「VHS to DVD」のインストール
VHSからDVDにするソフトウェアです。このソフトで、キャプチャー及びDVD作成の作業をします。
「VHS to DVD 4.0SEのインストール」をクリックし選択状態にして、「次へ」をクリックしてください。
「日本語」を選択して、「次へ」をクリックしてください。
以下は、さらっと流します。
インストールするフォルダは任意で構いません。わからない場合は、一番上のフォルダでも良いと思います。
これでインストールが開始されます。
インストールが完了すると、デスクトップに「VHS to DVD」のアイコンができています。
アイコンをダブルクリックしてください。
最初に立ち上げた時、プロダクトキーを求められます。
DVDに入っていた袋に記載してあるプロダクトキーを入力してください。
これでインストールは完了です。
「Monitor Modeのインストール」は、今回は割愛します。
「Monitor Mode」は、ビデオやゲームの映像をパソコンで見ることができる機能です。録画機能はありません。
VHSテープからDVDへ
それでは、VHSをDVDに作成する説明をしていきます。
データ変換は最後に説明します。
VHS to DVDソフトウェアの起動
デスクトップの「VHS to DVD」をダブルクリックしてください。
以下が最初の画面です。
この3つのボタンを切り替えながら進めていきます。
- 録画
- 編集
- 書き込み
初期設定
初期設定は、画質の設定です。DVDは、4.7GBと限りがありますので長い時間のテープだと入りきらない可能性があるので画質を落とす必要があります。
右下の「歯車ボタン」をクリックしてください。
①は、
- DVD(片面1層)
- DVD(片面2層)
- LONG DVD(片面1層)
- LONG DVD(片面2層)
のいずれかを選んでください2層式は、専用のDVDを購入しないといけないため注意が必要です。
①を変更すると、③の時間が変更されるのを確認してください。
さらに③で画質を変更すると③の時間が変更されます。
このように、①と②を組み合わせて③を調整してみてください。
以下設定は無視していいのですが、気になる方もいると思うので一応説明します。
①録画と書き込み
こちらは、下の録画時間とセットで使用しますが、例えば10分後を指定すると、10分後にダビングが停止して、自動で編集を飛ばしてDVDに書き込みを開始する機能です。
②4:3アスペクト比
4:3か16:9を選ぶことが可能ですが、4:3の映像で16:9を選ぶと横に伸びた映像になりますのでVHSなどのビデオテープであれば4:3にしてください。
VHSのDVDダビング
ダビング作業自体はとても簡単です。
VHSを再生して「VHS to DVD」の右下の赤いボタンをクリックするだけです。
時間はテープの録画時間だけかかります。120分の内容であればこのダビング作業も120分かかります。
「VHS to DVD」は、編集することが可能ですのでダビング中、出かけたり、仕事してもOKです。あとから後ろをカット編集するだけです。
停止する場合は、「録画ボタン」の隣、「停止ボタン」をクリックしてください。
停止をすると右のボックス(ファイルプール)にダビングしたmpgファイルがサムネイル表示されます。
これでダビングが完了です。
編集
続いて編集をします。
「編集ボタン」をクリックしてください。
画面説明
以下が編集画面となります。
編集画面の説明です。
①ビデオクリップボード
編集の作業をするスペースです。
②プレビューパネル
内容を確認することができ、カット編集はここでやります。
③ストーリーボード
DVDを再生した時の流れを設定編集するスペースです。
④ファイルプール
録画したファイルが表示されます。
カット編集
カット編集を説明します。ビデオキャプチャーのダビング機能は、停止をしないとずっとダビングし続けます。終わりのタイミングを逃すと1時間でも2時間でも青い画面の何もない映像をダビングするのでカット編集はよく使うと思います。
まずは、ダビングした「mpgファイルのサムネイル」を「ビデオクリップボード」にドラッグ&ドロップします。
「ビデオクリップボード」にあるビデオクリップを「プレビューパネル」へドラッグ&ドロップをします。
赤枠で囲った部分のつまみで調整してください。
「ハサミアイコンのボタン」をクリックしてください。
「ビデオクリップボード」に「ビデオクリップ」が追加されました。
あとは、いらないクリップを削除します。
右クリックして削除してください。
カット編集というよりは、「分割していらないクリップを削除した」が正確です。
ストーリーボードで流れの編集
ストーリーボードでは、全体の流れの構成を編集することができます。その中で効果を与えたり、文字のパネルを入れたりすることができます。
①タイトル
映像の前にタイトルを入れることができます。必要ない場合は、右クリックで削除できます。
②映像
ここにダビングした映像をドラッグ&ドロップします。メインの映像です。
①、③はなくても問題ありませんが、②映像がないとDVD作成ができません。
③エンディング
最後に文字を挿入することができます。必要ない場合は、タイトル同様削除できます。
「クリップボード」にある「クリップ」を矢印の通り真ん中の枠にドラッグ&ドロップしてください。
特にタイトルやエンディングの文字を入れない、効果などを必要としない場合はこれで編集を終了して書き込みに移動してもOKです。
今回は、タイトルや効果のやり方も簡単に説明します。
タイトルを入れる場合は、最初の枠の「T」をクリックします。
①をダブルクリックすると、文字を打ち込めます。文字を打ち込みおわったら②をクリックして確定させます。
確定すると、効果を設定することができます。
お好きな効果を選択して「T」にドラッグ&ドロップします。
一番左のタブをクリックして戻ってください。
エンディングにも同じように文字を入れたり効果をつけたりすることができますのでチャレンジしてみてください。
プレビューパネルの再生で確認することができます。
場面切り替えでかっこよく切り替えたい場合の説明です。
①場面転換のタブをクリックして、②お好みの効果を選択して、③枠と枠の間のスペースにドラッグ&ドロップします。
場面と場面の切り替えをかっこよくすることができます。
これは使うかわかりませんが、映像に効果をつけたい場合の説明です。
①視覚効果のタブをクリックして、②お好みの効果を選択して、③映像の枠にドラッグ&ドロップします。
映像全体に効果が適用されています。
映像は、ドラッグすることにより追加することが可能です。映像をカットするなどしていろいろチャレンジしてみてください。
書き込み
最後にDVDの書き込みです。
DVDの書き込み時に、「チャプター設定」と「メニュー画面のデザイン設定」をすることができます。
「書き込み」ボタンをクリックしてください。
チャプター設定
チャプターとは、区切りです。送りをすると次のチャプターへ飛びます。
①「クリップ」を選択して、②「チャプター」ボタンをクリックしてください。
①「チャプターを手動で設定」をクリックして、②チャプターを挿入したい場所につまみを移動してください。③「チェック」ボタンをクリックすると④にクリップが追加しています。⑤よろしければ「OK」してください。
「チャプター数を指定して設定」を選択すると任意のチャプター数で均等で追加されます。
メニューデザインの設定
メニューのタイトルを変更することができます。
①「テーマ」ボタンをクリックして、②お好みのデザインテーマを選択してください。
デザインテーマが変わりました。
背景だけを変えることもできます。ご自身がお持ちの任意の写真画像でも選ぶことができます。
DVDの書き込み
ドライバーに空のDVDを入れてください。
「開始」ボタンをクリックしてください。
DVDの書き込みが終わるとドライバーが開きます。
以上がDVD作成の手順でした。
VHSテープからデータへ
「VHS to DVD」ソフトウェアでは、データにすることも可能です。
データは、mpgファイルです。
手順は、DVD作成より簡単です。
VHS to DVDソフトウェアの起動
デスクトップにある「VHS to DVD」を起動してください。
VHSのダビング
設定は、データの場合は、特に何もありません。
DVDでも説明した通りですが、
VHSを再生して「VHS to DVD」の右下の赤いボタンをクリックするだけです。
停止する場合は、「録画ボタン」の隣、「停止ボタン」をクリックしてください。
停止をすると右のボックス(ファイルプール)にダビングしたmpgファイルがサムネイル表示されます。
これでダビングが完了です。
ファイルプールにあるmpgファイルをデスクトップにドラッグ&ドロップしてください。
このファイルは、mpgファイルですのでそのまま適切な場所に保存してください。
以上が、VHSからmpgファイルへの変換です。
とても簡単です。なお、編集する場合は、DVD作成の編集の説明を参考にしてください。
windows10でmpgデータを再生する方法
windows10の環境だと、mpgファイルをそのままダブルクリックすると「映画&テレビ」というアプリケーションが開き再生されません。
「windows media player」だと再生されますので、再生したい場合は、「右クリック」→「プログラムから開く」→「windows media player」で再生してください。
パソコンによっては、mpgファイルをダブルクリックした段階で「windows media player」を選べる場合もあるかもしれません。
仕様
インターフェイス | USB2.0(パソコンに標準搭載されていること) |
---|---|
電源/本体動作電圧 | USBバスパワー駆動 / 5V |
消費電力 | 最大1W以下 |
電源管理 | ACPI(S3)対応(Windows XPのみ) |
外見寸法 | W19×H79×D14mm(突起部を除く) |
重量 | 約15g(本体のみ、付属品を含まず) |
動作環境 | 温度:0〜40℃ 湿度:20%〜85%(結露しないこと) |
対応パソコン | USB2.0搭載のWindowsパソコン |
対応スペック | CPU:Pentium4 2.4GHzまたは同等以上 メモリー:512MB以上 HDD:1GB以上の空き容量 グラフィック:VRAM16mB以上、解像度1024×768以上 ハードフェアオーバーレイ表示 サウンド:48KHzステレオ再生及びDirect Sound |
対応OS | Windows10、Windows8.1、Windows8、Windows7、Windows Vista、Windows XP Service Pack3以降 |
まとめ
USBのビデオキャプチャーは、過去の記事含めると今回のバッファローのビデオキャプチャーで3台目です。
比較で重要なポイントは、ソフトウェアの違いです。
バッファローの付属の「VHS to DVD」ソフトウェアは、すごく簡単なところが特徴です。DVDでもデータでも持ちたいけど、かつ簡単にダビングしたい方にはオススメです。
製品名 | 変換 | 手軽さ | その他 | 価格 |
---|---|---|---|---|
バッファロービデオキャプチャー(本製品) | mpegデータ、DVD | △ | DVD作成ソフト(編集機能付き)が付属している | 3,736円(アマゾン) |
I・Oデータビデオキャプチャー | mpegデータ、DVD | △ | DVD作成ソフト(編集機能付き)が付属している | 2,962円(アマゾン) |
デジ造ビデオキャプチャー | mpeg・avi・mp4・wmv等のデータ、DVD | △ | 一つのソフトで、DVDとデータの出力ができる | 1,882円(アマゾンで中古) |
サンワサプライビデオキャプチャー | mp4データ | ○ | 写真キャプチャーやアナログ信号消失検知機能などが付いている | 12,800円(アマゾン) |
I・Oデータアナレコ | mp4データ | ○ | アナログ信号消失検知機能などが付いている | 13,600円(アマゾン) |
パソコン要らず!CD/DVD 録画・録音簡単録右ェ門(本製品) | mp4/mpgデータ、DVD | ○ | パソコンなしで、DVDとデータにすることができる | 29,800円(アマゾン) |
ダビングコピー革命(業者) | mp4データ、DVD | ◎ | ほぼ丸投げでOK。各種オプションも充実 | 時間無制限で599円/本 |
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