VHSビデオテープをデータ化するには？自分でDVD等に変換する方法

「VHSビデオテープを自分でデータ化したいけれど、やり方がわからない」
「パソコンを使わずにVHSビデオテープをデータ化する方法が知りたい」

上記のような悩みをお持ちではありませんか？

結論から言うと、VHSビデオテープは自分で簡単にデータ化可能です。
データ化の方法は複数あり、中にはパソコンを使わないやり方もあります。

本記事では、VHSビデオテープを自分でデータ化する方法や、データ化するときの注意点を詳しく解説します。最後まで読めば自分に合ったVHSビデオテープのデータ化方法がわかるので、ぜひ参考にしてください。

＼VHSのダビングが時間無制限で￥548／

VHSダビングサービスを詳しく見る

【事前準備】VHSビデオテープのデータ化先を決める

まずは事前準備として、VHSビデオテープを何にデータ化するか決めましょう。データ化先によって、必要な機材や保管方法が異なるからです。
VHSビデオテープの主なデータ化先は以下の3つです。

• DVD
• Blu-ray
• データファイル（mp4など）

上記それぞれにデータ化するメリット・デメリットは以下のとおりです。

 

普段DVD/Blu-rayプレイヤーを使用している人や、データ化したものを物理的に保管したい人は、DVDやBlu-rayへのダビングがおすすめです。またVHSビデオテープをパソコンやスマホで視聴・保管したい人は、データファイルに変換することをおすすめします。

VHSビデオテープをどのように視聴・保管したいかを明確にし、自分に合ったデータ化先を選びましょう。

パソコンを使ってVHSビデオテープをデータ化する方法

パソコンを使ってVHSビデオテープをデータ化する方法は以下の3つです。

• I・Oデータ「GV-USB2/HQ」でデータ化する
• I・Oデータ「GV-USB2」でデータ化する
• バッファロー「ビデオキャプチャー PC-SDVD/U2G2」でデータ化する

上記のうちI・Oデータの「GV-USB2/HQ」を使う方法は、初心者でも簡単にデータ化できるためとくにおすすめです。

【おすすめ】I・Oデータ「GV-USB2/HQ」でデータ化する

画像引用：I-O DATA「GV-USB2/HQ　仕様」

画像引用：I-O DATA「GV-USB2/HQ　仕様」

画像引用：I-O DATA「GV-USB2/HQ」

DVD、Blu-ray、mp4等データを全てダビングすることが可能な、I・Oデータから発売されているGV-USB2/HQ。USB接続ビデオキャプチャーです。

パソコンが必要で、ビデオテープとパソコンをつないでソフトウェアを介してダビングをします。付属しているソフトウェアが優秀で、3種類ダビングすることができる他、動画編集の機能、DVDメニュー作成機能などがついています。

mp4に変換しておいて、必要な映像だけDVDやBlu-rayにしたい方や、DVDやブルーレイにかっこいいメニューやチャプターを挿入したい方、編集したい方にはピッタリです。

I・Oデータ「GV-USB2」でデータ化する

画像引用：I-O DATA「GV-USB2　仕様」

画像引用：I-O DATA「GV-USB2」

 

DVDダビングだけをしたい方にはピッタリで、一番定番の製品です。前に紹介したGV-USB2/HQより価格が安く、機能も限定的で扱いやすいです。

DVDにチャプターやメニューを追加してこだわりのDVDダビングをすることもできるし、簡単にメニュー、チャプターなしのDVDダビングをすることもできます。

データが欲しい場合は、本製品はmpeg変換のみなので、mp4変換のある他製品をおすすめします。mpegは、iPhone等で閲覧、編集ができません。

バッファロー「ビデオキャプチャー PC-SDVD/U2G2」でデータ化する

画像引用：バッファロー「PC-SDVD/U2G2」

 

I・Oデータ　GV-USB2同様、DVDダビング、mpeg変換をすることができます。機能的にはほぼI・OデータGV-USB2と同じです。

違いは、ソフトウェアです。編集機能が本製品のほうが豊富でかつ操作がより感覚的です。

価格は高いですが、編集などにこだわりがあります。DVDダビングをしたい方にはおすすめです。

データが欲しい場合は、本製品はmpeg変換のみなので、mp4変換のある他製品をおすすめします。mpegは、iPhoneなどで閲覧、編集ができません。

パソコンを使わずにVHSビデオテープをデータ化する方法

パソコンを使わずにVHSビデオテープをデータ化する方法は以下の5つです。

• とうしょう「CD・DVDかんたん録右エ門」でデータ化する
• I・Oデータ「アナレコ GV-SDREC」でデータ化する
• サンワダイレクト「ビデオキャプチャー 400-MEDI029」でデータ化する
• DVD、Blu-rayレコーダーでデータ化する
• VHS・DVD一体型ビデオデッキでデータ化する

上記の中でもとくにおすすめなのが、とうしょうの「CD・DVDかんたん録右エ門」を使う方法です。

【おすすめ】とうしょう「CD・DVDかんたん録右エ門」でデータ化する

画像引用：とうしょう「CD/DVD録画・録音かんたん録右ェ門」

 

パソコン、モニター不要で、DVDダビング、mp4等にデジタル化することができます。簡単にDVDやデータに変換したい方にはピッタリです。

カセットテープからCDや音声データにすることもできるのでカセットテープをお持ちの方にもおすすめです。

編集、DVDのメニュー作成、チャプター追加の機能はついていません。

I・Oデータ「アナレコ GV-SDREC」でデータ化する

画像引用：I-O DATA「GV-SDREC 仕様」

画像引用：I-O DATA「GV-SDREC 仕様」

 

パソコン不要で、mp4変換をすることができます。mp4変換のみなので、単純でわかりやすいです。

本製品には、モニター（テレビ）が必要で、HDMIで出力して映像を見たり、操作します。手ぶれ補正機能や映像再生機能がついています。

サンワダイレクト「ビデオキャプチャー 400-MEDI029」でデータ化する

mp4変換のみのダビングですが、パソコン不要で、モニターも本製品についているので不要です。（HDMIでテレビに出力することも可能）

ビデオデッキと本製品があればダビングができてしまう優れものです。

DVD、Blu-rayレコーダーでデータ化する

画像引用：SONY「BDZ-FBT4200/BDZ-FBT2200/BDZ-FBW2200」

 

ダビングのために購入すると少し割高になるのでレコーダーを持っている人限定です。

お持ちのレコーダーが、RCA（赤白黄）ケーブルに対応していればダビングをすることができます。ビデオデッキとレコーダーを接続してダビングします。

HDDにデータファイルで保存することができ、DVD、Blu-rayダビングもできます。カットなど簡単な編集機能がついていることが多いです。

お持ちのレコーダーが対応していればこちらの方法をおすすめします。

SONYのダビングの説明ページがわかりやすいので参考にご覧ください。
SONYレコーダーのビデオダビング

VHS・DVD一体型ビデオデッキでデータ化する

VHSとDVDの一体型は色々なメーカーで発売していました。

VHS限定ですが、DVDダビングが一番簡単な方法です。テレビと本製品でDVDダビングができます。

以下の記事を見ていただければ、目的に合ったVHS・DVD一体型ビデオデッキを手に入れることができます。
VHS・DVD一体型レコーダーを発売日順に22台ご紹介！！

自分でVHSをデータ化するのが難しい場合は業者に依頼しよう

自分でVHSビデオテープをデータ化するのが難しい場合は、ダビング業者に依頼しましょう。ダビング業者を利用するメリットは以下の4つです。

• パソコンや電子機器の知識が不要で、丸投げでデータ化が完了する
• 機材を揃える必要がない
• 細かい要望に応えてもらえる
• ビデオテープの劣化等からダビングできるかできないかの判断ができる

パソコンや電子機器の知識が不要で、丸投げでデータ化が完了する

ダビング業者に依頼すれば、パソコンや電子機器の知識は一切必要ありません。VHSビデオテープを送付するだけで、あとは丸投げでデータ化が完了します。

パソコンや電子機器の操作が苦手な人や、自分であれこれ調べるのが面倒な人は、ダビング業者を利用するのがおすすめです。

機材を揃える必要がない

ダビング業者を利用すれば、パソコンやレコーダーなどデータ化に必要な機材を揃える必要がありません。

すでに機材を持っている場合は、自分でデータ化すれば費用を大幅に削減可能です。しかし機材を持っていない場合、データ化するためだけに機材を揃えるくらいなら、業者に頼んだ方がコストが安く済みます。

たとえばダビングコピー革命では、VHSビデオテープを1本あたり548円でデータ化できます。VHSビデオテープの本数がそこまで多くなければ、機材を一から購入するよりもはるかに安くデータ化可能です。

VHSダビングサービスを詳しく見る

細かい要望に応えてもらえる

ダビング業者に依頼すると、ただVHSビデオテープをデータ化するだけでなく、細かい要望にも応えてもらえます。たとえばダビングコピー革命では、以下のオプションに無料で対応可能です。

• DVDのメニュー・チャプター作成
• トラック作成
• 複数テープのまとめ
• テープが切れた際の修理・補修

上記はいずれも専門的な知識や技術が必要な作業で、すべて自分で行うのはかなり難易度が高いです。一方ダビング業者ならプロが作業をすべて代行してくれるため、知識・スキルの無い人でも自分好みにデータ化できます。

なお、業者によっては上記オプションが有料の場合もあるため注意しましょう。

ビデオテープの劣化等からダビングできるかできないかの判断ができる

劣化した状態のビデオテープをダビングすると、ビデオデッキやビデオテープを破損する可能性があります。しかし実際のところ、素人が自己判断でテープの劣化を判断するのは困難です。

的確な判断をするには、やはりプロに任せるのが一番です。仮にビデオテープが劣化していたとしても、クリーニングしてから作業してもらえます。

VHSのデータ化ならダビングコピー革命がおすすめ

VHSビデオテープのデータ化を検討している人は、ダビングコピー革命に依頼するのがおすすめです。

ダビングコピー革命では、時間制限なしで1本あたり548円からVHSビデオテープのデータ化を承っています。またDVDメニューの作成や、テープ切れした際の修理・補修も無料で対応可能です。

VHSビデオテープをお手頃価格でデータ化したい人は、ぜひダビングコピー革命に一度相談してください。

 

＼VHSのダビングが時間無制限で￥548／

VHSダビングサービスを詳しく見る

VHSビデオテープを早急にデータ化すべき理由

VHSビデオテープをできるだけ早くデータ化した方がいい理由は以下の3つです。

• VHS用のビデオデッキの入手が困難になってきているから
• VHSビデオテープの劣化により画質・音質が低下するから
• VHSビデオテープの保管にスペースがとられるから

VHS用のビデオデッキの入手が困難になってきているから

ビデオテープを再生するためのビデオデッキの入手が日々困難になっています。多くのメーカーはすでにビデオデッキの生産を停止しており、中古市場でのみ入手可能です。

中古市場においても、供給は次第に減少し、価格は上昇傾向にあります。この状況は、時間とともにさらに厳しくなると予想されます。

VHSビデオテープの劣化により画質・音質が低下するから

VHSビデオテープは時間の経過とともに画質・音質が低下するため、早めにデータ化しなければなりません。

ビデオテープは時間が経つと、テープ自体がもつ弾力性の低下や磁気の帯びの減少などにより、データの損失が発生します。加えて、適切でない保管環境（例：直射日光が当たる場所）もテープの劣化を加速させる要因です。

テープが劣化すると映像の色褪せや音切れ、ノイズなどが発生し、最終的には再生できなくなる恐れもあります。

一方、VHSビデオテープをmp4やaviなどのデータファイルに変換すれば、画質・音質を劣化させずに維持可能です。VHSビデオテープがまだ再生できる今のうちにデータ化しましょう。

VHSビデオテープの保管にスペースがとられるから

VHSビデオテープは保管スペースを圧迫するため、早急にデータ化することをおすすめします。

VHSビデオテープは一つひとつのサイズが大きいため、数が多いとある程度の保管スペースが必要です。

しかし、VHSビデオテープはデータファイルに変換すれば、パソコンやクラウド上で保存できます。物理的な体積がなくなれば、保管スペースに悩まされることもありません。

VHSビデオテープをデータ化するときの注意点

VHSビデオテープをデータ化する際は、以下の5点に注意しましょう。

• ビデオデッキは高価な商品を購入しない
• 自分でデータ化する場合はクリーニングテープも用意する
• 著作権のある映像を無断で配布しない
• 適切なフォーマットで保存する
• データのバックアップをとる

ビデオデッキは高価な商品を購入しない

VHSビデオテープのデータ化に使用するビデオデッキは、高価な商品を購入するべきではありません。データ化が完了したらビデオデッキは用済みとなり、以降は使わなくなるからです。

ビデオデッキを購入する際は、Amazonやリサイクルショップなどで安い商品を購入しましょう。ビデオデッキの選び方を詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

 

自分でデータ化する場合はクリーニングテープも用意する

画像引用：オーム電機「ビデオヘッドクリーナー」

 

自分でVHSビデオテープをデータ化する場合は、必ずクリーニングテープも用意しましょう。

クリーニングテープとは、ビデオデッキの磁気ヘッドに付着した汚れを取り除くテープです。映像に乱れがある場合、クリーニングテープをかけると改善されるケースが多々あります。

クリーニングテープはAmazonで1,000～3,000円程度で販売しているため、持っていない人は必ず購入しましょう。

著作権のある映像を無断で配布しない

ご自身でビデオテープをデジタル化する場合は、テレビ番組、映画でも、個人で楽しむ範囲であれば問題はありません。ただし、ダビングしたデータの配布は問題が起こる場合があるのでご注意ください。

テレビ番組、映画など、著作権がご自身でない場合は、ダビング業者に依頼はできません。基本的には、思い出のビデオテープ、著作権がご自身にあるものだけとなります。

以下の記事で詳しく説明していますのでご参照ください。

著作権、コピーガードのあるVHSはDVDダビングできるか？

文化庁のホームページ下の関連ページも参考になりますのでご参照ください。

https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/

適切なフォーマットで保存する

VHSビデオテープをデータファイルに変換するときは、適切なフォーマットで保存しましょう。

データファイルはmp4やmpegなど、さまざまなフォーマットを選択できます。しかし、フォーマットによっては将来データを読み取れなくなるリスクもあります。

データのフォーマットを選ぶ際は、需要が大きく今後もサポートが続くと予想されるもの（mp4やaviなど）を選択しましょう。

データのバックアップをとる

VHSビデオテープをデータ化するときは、必ずバックアップもとっておきましょう。

データはパソコンの故障やウイルスが原因で消失する恐れがあります。バックアップをとっておけば、もしものときもすぐに復元可能です。

なお、バックアップは最低でも以下の2箇所に作成してください。

• ローカル上（外付けハードディスク）
• リモート上（クラウドストレージサービス）

▼クラウドストレージサービスの例

VHSのデータ化に関するよくある質問

VHSビデオテープのデータ化について、以下のよくある4つの質問に回答します。

• Q.VHSをデータ化するとどのくらいの容量になりますか？
• Q.VHSをPCに取り込む方法はありますか？
• Q.何十年も再生していないVHSでもデータ化できますか？
• Q.テープが切れてしまったVHSでもデータ化できますか？

Q.VHSをデータ化するとどのくらいの容量になりますか？

60分のVHSビデオテープをデータ化すると約2GBになります。ただし、画質やデータのフォーマットによって容量は変動するため、あくまで目安と考えてください。

Q.VHSをPCに取り込む方法はありますか？

ビデオキャプチャーを使えば、USB接続でVHSビデオテープをパソコンに取り込めます。以下のビデオキャプチャーは初心者でも使いやすく、人気が高いです。

• I・Oデータ「GV-USB2/HQ」
• I・Oデータ「GV-USB2」
• バッファロー「PC-SDVD/U2G2」

Q.何十年も再生していないVHSでもデータ化できますか？

長期間再生していないVHSビデオテープでも、再生確認さえできればデータ化は可能です。

ただし長年使用していないテープは汚れがたまっており、そのまま再生するとテープが切れる可能性があります。テープの汚れがひどい場合は、ダビング業者に依頼するのがおすすめです。

Q.テープが切れてしまったVHSでもデータ化できますか？

VHSビデオテープが切れてしまった場合でも、修復すればデータ化できます。ただしテープの修復作業は非常に難しいため、切れた場合は業者に依頼しましょう。

VHSビデオテープをデータ化して思い出を残そう！

本記事では、VHSビデオテープをデータ化する9種類の方法を紹介しました。

 

思い出が詰まったVHSビデオテープを持っている人は、本記事で紹介した方法で早めにデータ化しましょう。

自分でVHSビデオテープをデータ化するのが難しい場合は、ダビング業者に依頼するのもおすすめです。

[PR]DVDをダビングするならダビングコピー革命

安価で高品質なダビングサービスを探しているなら、ダビングコピー革命がおすすめです。
VHSからDVDへのダビングを548円/本という低価格で実施しており、日本コンシューマーリサーチの調査3部門でNo.1に選ばれています。ビデオの時間制限もなく、安心してご利用いただけます。

ダビングサービスの利用を検討しているなら、ぜひダビングコピー革命へご相談ください。

＼DVDへのダビングが時間無制限で￥548／

VHSダビングサービスを詳しく見る